謎の日記

何か書きます

D4DJというコンテンツをオススメしたいような、したくないような

最近アイマスよりハマってしまっているコンテンツの話。

バンドリとかでおなじみのブシロードが送るメディアミックスプロジェクトの一つに「D4DJ」というものがありまして。コレがですね、とってもヤバいんですよ。
どうヤバいのかを上手く書ける気はあまりしてないので、気になったら触れてほしい。それだけ。


このコンテンツをオススメできる人はこんな人

・女性声優が歌うボカロ曲やアニソンなどのカバーに抵抗のない人

・チュウニズムやボルテなど、ノーツの種類の多い音ゲーが好きな人

・本格的な音ゲーがやりたい、けど多指前提的なものは避けたい人

・キャラの設定がちょっと突飛なものが好きな人

 

ヤバいポイント アプリ編

メディアミックスなので、当然音ゲーもあればオリジナルシナリオもある。現在3章まで完結しており、4章が順次展開されているところだ。

んで、2章までのストーリーは読むために音ゲーを遊ばないといけないんだけど。この音ゲーが非常に癖のあるシロモノで。

普通のタップするノーツや長押しするノーツもあれば、そのレーンの上を動くピンクの線に合わせて判定ライン下にあるつまみアイコンを動かしたり、通常ノーツの存在する5レーンの左右に1つずつ専用ノーツ2種類が流れてくるところがあり、そのノーツを操作すると5レーン側の譜面が止まったり、ちょっと巻き戻ったりする。

何を言っているか分からないって?俺も分からない。でもそういう仕様なんだから仕方がない。
一応、この仕様をほぼ無視し、単タップを長押し、左右フリックのみにすることもできるが……できれば全ギミックを体験してほしい、と思う。

令和の世に存在するスマホ音ゲーでこんなに複雑で難しいものがあるのか、と衝撃を受けること間違いなしなので。でもこの脳が焼き切れそうな難しさが癖になるんだよ……

ちなみにこのゲームですが。どういうわけか、B.B.K.K.B.K.K.とか、CO5M1C R4ILR0ADとか、Oshama Scramble!とか、Knight RiderとかBUCHiGiRE Berserkerも収録されています。女性声優の歌うオリ曲やカバー曲だけでなく、原曲ママで収録されている曲もあります。書ききれないほどのカオスな楽曲群が遊べます。みんな大好きConfrictに至っては作中キャラによる新規カバー曲扱いで収録されてます。本当に何で?
とはいうものの、大概は隠し曲というか、解禁が必要でして……プロセカでいうミュージックカードのような専用通貨で解禁する形です。が、数も多いですし、解禁用通貨は供給がかなり薄いです。
そこでサブスク要素、LIVE PASSというものがありまして。さっきのカオスな楽曲たちが、月500円でほぼ全曲遊べます。一部楽曲がストーリー読破報酬なため「ほぼ」全曲なんですが、それ以外は全部遊べます。なんなら完全新規の東方アレンジもありますし、雪月花が回るあの曲とか、まるで天使のように微笑む強めの幻覚も摂取できます。しかも最初の2週間無料でお試しできちゃいます。

チュウニズムがAC音ゲースマブラなら、こっちはスマホ音ゲースマブラです。

 

 

 

ヤバいポイント カバー曲

こちらのプレイリストをお聴きください。

 

とりあえず有名そうというか、わかりやすい曲を集めてみましたが。どうですか。

以下、数曲ピックアップして話しますね。

このあたりのカバーを今改めてやるっていうのがまずスゴイと思うんですよ。

ラブストーリーは突然に赤いスイートピー、DESIREは今風なEDMに。スイートピーは独特な清楚さや爽やかさが漂う良いカバーです。
残酷な天使のテーゼ……って単に言いますけど、今更この時代にElectro House方面でカバーしようなんて誰が思いますか?って話。
バラライカとPARTY☆NIGHTは原曲ブッ壊した挙句、ハコ映え抜群のEDMに。こんなに治安悪いmixなのにキャラの歌声でかわいく仕上がるのズルくない?

紅は……どうしてこうなったんだ、本当に。いや褒めてますよ。スカルスネア鳴り響く治安悪すぎ音ゲーコアと化していながら声優さんたちのキャラ力でねじ伏せにきて。初めて聴いたときは驚愕しましたよ。こんなのアリ?(全部誉め言葉のつもりです)

この辺りはマジで中の人の歌うまで俺たちを捻じ伏せにかかってる感じです。なるべく原曲を先に聴いてから聴いてほしい……!

アンチクロックワイズは特に。カバーより先に原曲聴いてほしい。でないと原曲の作家陣に無礼なこと言いそうになります。

これだけは個別に。何でかっていうと、原曲が「怒りのロック」であったのに対して、こちらは「無機質なD'n'B系EDM」になっているからです。
原曲はミクの歌声が存分に発揮された、ハイテンポなロック。
それも作者の過去曲の要素も覗かせたものでした。

ですがこちらは、それらを聴かなくても、この1曲だけでも曲の持つ世界観や感情が伝わるようになってます。うまく言えないんですが、なんというか……感情が薄まった、と言うんでしょうか。呆然としているというか。うーん言語化が難しい。

この曲に関しては、コレがずごい大事なことだと思っていて。カバーから原曲に繋ぎ、そこから作者の関連曲にもつながっていくっていうリンクができるんですよね。
だから何?って言われるとオシマイなんですが。いいじゃないですか、こういうの。1つのものから別のものに繋がっていくとき。自分の世界が広がる瞬間。なんかドキドキワクワクしませんか。ちょっと嬉しくなりませんか?まさに、「D」で始まる新世界ですよ。

 

ということで、書こう書こうとは思っていたもののどう書いたものか分からなくてほったらかしていたことでした。文字数も2600とそこまで多くならなかったというか、できなかったし、多分あんまり伝わってないと思うけど……

でももし、ほんのちょっとでも興味を持ってもらえたら。遊んでもらえたら。

この記事が、まだ見ぬ貴方や、誰かに繋がったのなら。

もしそうなら、この記事はD4DJが持つ最大のテーマを実現できたんだと思います。大袈裟すぎるけどね。

 

それでは、また次の記事があれば!