謎の日記

何か書きます

フレームという概念についての覚書

忘れないうちに書いておかないとヤバいので書く。師匠たちの貴重な時間を無駄にしないために。ツッコミどころ満載なのは自覚しているので、コメントとかで指摘してくれるのも助かる。ちなみにコレを書いている人はマジでスト6から格ゲーを始めたドドドドドドドドドドドド素人だ。そこんとこ、アテンションプリーズ

Q:そもそもフレームってナニよ?

A:1フレーム=1/60秒 ということらしい。

んで、この1フレームというのが格ゲーにおける最小の時間単位、ということなのだという。

しかしこう書かれるだけでは分からんと思うので、ここはひとつリアル人体構造に置き換えてみる。

 

たとえば、あなたは今目の前に蚊を見つけたとする。
そして、その蚊を手で叩き落とそうと決意した。

では、あなたの手は、身体は、どのように動作するだろうか。

 

まず蚊が飛んでいるところに手を構え、

次にその手をパンッ!と叩き、

そしてその手の中に蚊の死骸があるかどうかを確認するだろう。

 

この一連の動作……構えて、叩き、手を開く。

このそれぞれの動作にかかる時間を現したものがフレームという時間単位だ。

 

たとえば、DanceDanceRevolutionという音ゲーがある。画面を見ながら足元のパネルを踏む音ゲーだ。

では、これの動作はどうなるだろうか。

 

まず画面を見て、矢印の方向を認識し、足を動かす。

そして、足でパネルを踏む。

最後に、それの結果をまた画面を見て確認し、次の矢印に備える。

 

この、認識し、踏み、また認識をする。

これらにかかる時間をひたすら細かくしたものがフレームというものだ。

 

さて、これらの動作は全て、「準備」「目的となる動作本体」「その後の確認などの動作」という流れになっている。これらは全て、格ゲーの技に置き換えることができる。

 

たとえば、飛び蹴りをする技があったとする。

となると、人体構造としては……

①飛び蹴りのために地面を蹴って飛び上がる

②キックという攻撃をする

③重力に従い、地面に着地する

という流れになるわけだが、この1番から3番まで、それぞれに「どれくらい時間がかかるか」というのが設定されている。

この①の時間がいわゆる「発生」と呼ばれるものだ。スト6では、黄色で「COUNTER」と少し小さく表示が出る。これが出るということは、俺が技を出すのが遅いということだし、相手も俺より技を出すのが遅かった、ということになる。

そして②の時間。いわゆる、「攻撃判定」が存在してるのがこの時間だ。

問題は③の時間。キックが終わって、無防備な時間だ。これを格ゲーでは「硬直」と呼ぶ。この時間に相手から攻撃をもらうともう最悪。「PUNISH COUNTER」とデカデカとオレンジ色で書かれているのが目印だ。

これが出たということは、「オマエが技を出したあとのことを顧みなかったから相手にガラ空きのところを突っ込まれたんだぞ」「オマエが攻撃したせいで、オマエは相手から攻撃されました、オマエが無防備なせいです、あーあ。」ということだ。

そうすると、ズルズル相手から攻撃をメッタ打ちにされて、あえなくK.O.となってしまうわけだ。

なんで今この話をしたかというと、俺みたいに画面横に出ている表示の意味が分からない、分からなかった人のためです。ワールドツアー中でもろくに説明ないからねコレ

じゃあこれを出さない、もらわないためにどうするのかっていうのは、また今度話せたら話します。今はそれどころじゃない。

 

んで、ちょっと格ゲーを触りはじめていろいろ調べると、やれ「有利フレーム」「不利フレーム」「硬直差」だの言われると思う。っちゅうか絶対言われる。

たとえば、さっきの飛び蹴りの話だ。

この技は①準備に「15フレーム」かかり、

②攻撃判定が「10フレーム」存在し、

③無防備な時間が「30フレーム」あるとしよう。

この蹴りに対して、

①準備が「10フレーム」で済み、

②攻撃判定が「7フレーム」しかないが、

③無防備な時間も「20フレーム」だけで良い、という技があったらどうだろう。

当然、「10フレーム」で準備が終わったほうが良いに決まっている。

 

だが、もし今、この「10フレームかけて準備した技」をうまく防いだら、何が起こるだろうか。

ガードした、痛い!!というリアクションを取ったら、そのあとすぐ動けるのではなかろうか。

そりゃあ一般人ならね?アレかもしれんけど。うっかり鳩尾にでも入ったらガードどころの騒ぎじゃないかもしれんけど。

でもそこはほら、ゲームの世界の超人たちですから。ダイジョーブダイジョーブ。

ということで、10フレームかけて準備した、7フレームの攻撃技。これを防いだ後に残るのは20フレームの無防備な時間だ。

この無防備な時間に、さっきの「15フレーム準備にかかる飛び蹴り」を合わせられれば……?!


というのが、硬直差とか、有利不利フレームの概念だ。

んで、これが「この技をガードされると相手がどんな技を出しても俺は攻撃を喰らってしまう」(確定反撃)とか、「ガードされても俺のほうが早く動けるから出すと得な技」とか、そういう話につながってくるのだ。

本当はもう少し細かいんだけど、こんなブログにたどり着いてしまうような人

最初のうちはこんな感じでたぶん大丈夫。というかこれ自体忘備録みたいなものだし。

 

 

ということで、以上覚書でした。本当に理解の難しい概念だと思うので、こんな記事読んで理解が得られるとも思っていませんが。

少しでも誰かの参考になったのなら、幸いです。というか、こういうことをちゃんと覚えていかないとルーキー帯抜けた後に地獄を見ます。ソースは俺です。