謎の日記

何か書きます

AQUOS Zero2と過ごした250日

今から遡ること250日。2020/3/14に、とある家電量販店の一角で、俺はAQUOS Zero2というスマホと出会った。

 

当時の俺はiPhone8ユーザーだった。しかしApple Musicの使い勝手がどうも悪いというか、痒い所に手が届かないような……という状態にイライラした結果、Twitterのフォロワーに薦められたGoogle Play Musicに乗り換えていた。そしてその流れで、この際もうAndroidにしてみるか!と思い立ち、俺はとあるデパート内3フロアをくり抜いて作られた量販店へ向かった。

量販店の陳列台にはこれまで全く見たことのない、もとい、iPhone以外興味が無かったせいで歯牙にもかけなかったスマホがいくつも並んでいた。

なるほどこれがXperia、へーこれがPixel、こっちがGalaxy、色々ありすぎ!……と。

だがここでもう少しじっくり悩んでいれば、こんなスマホを掴んでしまうことも無かったのに。

ポイントがどうとか期間限定がウンタラ言われると、どうにもお得なのかと焦ってしまうのは、日本人の性か、それとも。

 

俺がこの日手にしたスマホ。携帯電話を持ち始めてから初めてのAndroid機。

それが、2020年1月に発売された「AQUOS Zero2」だ。

 

iPhone8の重量(148g+ケース+スマホリング)と64GBしかないRAM、それと(多分俺の探し方と理解力の無さが悪いんだろうが)様々なAppleサービスの説明不足っぷりにほとほと嫌気がさしていた俺は、このスマホの141gという驚異的な軽さと256GB(実に4倍)のRAM、その他ゲーム向きの様々な設定などに目が行っていた。

手の大きさからは少しはみ出していて、片手で掴み、親指で操作するには少し大きいサイズであったが、きっとiPhoneとは設計思想が違うのだろう、と思い、ポイントサービスなどにまんまと釣られながら、この機種を手にした。

 

とまあ前置きが長くなったが、ここからが本題である。

ポイントに釣られて買ったこのAQUOS Zero2というスマホは果たして有能なのか?

 

結論から言う。

ゲーム用にしては微妙だが、普段使いにしてはスペック過剰気味、というのが250日使ってみた俺の感想だ。

 

ゲーム用にしては微妙と言った理由なのだが、コイツはホッカイロなのだ。

ゲーミングスマホと言っておきながら、いざ設定フル活用で遊び始めるとものの10分15分でジリジリと熱を持ち始めるのだ。

いやいや、そりゃあお前スマホが熱を持つなんて当たり前田のクラッカーよ、と思う人は多いだろう。

しかしゲームによってはこんも発熱が原因でせっかくのスペックを発揮できない、ということは十分ありえる。っていうか実際そうなったんだよ俺が。

熱のせいで音ゲーにとって命であるキャリブレーションがブレるんだよクソわよ。

先に少し触れたが、このスマホにはゲーム用にいくつか設定が用意されている。

通知をブロックしてくれたり、外部アプリを頼らずともプレイ動画やMVを録画できたり、

特にウリになっているのが「ハイレスポンスモード」だ。

曰く、普段は60Hz駆動のところ、これをオンにすれば120Hzでの駆動が可能、というものなのだが。

この「ハイレスポンスモード」こそ、コイツがホッカイロにし、バッテリーを貪る原因、のようなのだ。

しかも俺は音ゲーマーだ。音楽ゲームをやるにあたってこの機能はまさに願ったりかなったり……かと思いきや、どうも合わないゲームがあったり、逆にこれをONにしておかないと今度はカクカクしてマトモに動かないゲームもある、といった有様だ。アンタいったい何なんだ。

 

あとこれは俺の問題なのだが、そもそも120Hzもいらないゲームのほうが多い。

メギド72とかアークナイツ、エリオスRヒーローズのようなRPGに120Hzはどう考えても要らないだろ……

というか、ぶっちゃけ、60Hzと120Hzの区別なぞほぼつかない。見分けられない。

ツムツムやPSO2esなんかは恩恵がありそうなのに……

といった具合なので、ゲーム用としてコイツを使うのは微妙なのだ。

ただ通知ブロックや録画機能はどのゲームにおいてもありがたいし、もともとのスペックが高いぶん、多少負荷のあるゲームでもサクサク遊べるのは事実だ。

ただ発熱だ。これだけが、俺の中でコイツの評価を下げ続けているのだ。

 

次に、普段使いには機能過剰という点だが、

ゲーミングスマホというだけあって、並大抵のアプリはクラッシュせず動く。

AndroidのデフォルトブラウザことChromeが突如として操作を受け付けなくなるバグはあったが、現在は修正済みだ。

だが、この高スペックが活きる場面というのは、おそらく日常生活においてそう無い(よしんばあったとしても、写真撮影くらい)であろう。

っていうかゲーム用の高性能チップセットをフル活用するゲーム以外の日常ってどういう人生?

なお、このスマホに標準搭載されているアシスタントAIアプリ「エモパー」については、概ね便利、というのが感想だ。

詳細は省くが、そもそもこのずっと放置されていたブログに250日使ってみての感想を書くきっかけになったのもエモパーとやらが「今日で出会って250日目です」と教えてくれたからだ。

その他、適当なニュースを自動で読み上げてくれたりなどなどしてくれて、探すのがめんどくさい魔人こと俺にとっては非常に助かっている。恐らく今後、別のAndroidにする際もインストールするだろう。My daiz?ちょっと知らないですね……

その他、気になる点としては、他のレビューにもあるように指紋認証の制度が悪いくらいだ。

それ以外は、概ね満足している。

SDカードスロットが無い点は(一般的なスマホユーザーであれば)256GBのRAMで十分補える範囲だろう。

 

と、いろいろツラツラ書いてみたわけだが、このスマホにおいて真に問題なのは、

 

そ も そ も 在 庫 が も う 無 い  っぽい  ことだ。

ドコモとauのオンライン在庫はこの記事を書いている時点で既に無い。

後は実際の店舗次第だが、このコロナ禍のなかで果たして在庫のある店舗に出会えるのか?と考えると……

こんな記事書いておいてなんだけど、キャリアショップからの入手はほぼ諦めたほうが良いかも。

どうしても欲しいっていうガジェットマニアさんとかスマホフェチの方は適当にAmazonとか探してみると、中古品に出会えるかも。

 

というわけで、もう疲れてきたし、このハチャメチャ日記はおしまいにする。

250日コイツと付き合ってきた感想としては……

 

ホッカイロばりの発熱さえなければ完璧!!

 

以上!また次の記事(あれば)で!!